7月15日クーデター未遂から8年、追悼行事

2024年07月15日付 Medyescope 紙

今日は、7月15日クーデター未遂から8年目である。レジェプ・タイイプ・エルドアン公正発展党首兼大統領は、「7月15日クーデター未遂犠牲者橋」の上にある追悼碑を訪問した。イスタンブル広域市エクレム・イマームオール市長もイスタンブル広域市サラチハーネの市庁舎前で行われた追悼セレモニーに参加した。

レジェプ・タイイプ・エルドアン公正発展党首兼大統領は、イスタンブルの「7月15日クーデター未遂犠牲者橋」の上にある追悼碑を訪問した。エルドアン大統領は、追悼碑に献花した後、7月15日クーデター未遂で命を落とした人々のためにコーランを詠んだ。

その場で話をしたエルドアン大統領は、橋だけで34人が亡くなったと述べた。「7月15日をパフォーマンスや演劇と言う人、恥ずかしげもなく八百長だと言う人も最後の審判の日まで許さない。この国民は、過去に独立に手をかけ意志を妨げようとする全ての行為をいかに挫いたのであれ、今後も挫き続けるであろう。」と述べた。

■7月15日クーデター未遂は、サラチハーネでも追悼

7月15日クーデター未遂8年目という理由でイスタンブルにおいて追悼セレモニーが行われた。イスタンブル広域市サラチハーネ市庁舎前にある犠牲者追悼パネルの前で追悼セレモニーが行われ、共和人民党トゥラン・タシュキン・オゼル高等規律委員会委員長、イスタンブル広域市エクレム・イマームオール市長、イスタンブル広域市議会ウルキュ・サカラル共和人民党会派代表代行、イスタンブル広域市議会ゼイネル・アビディン・オクル公正発展党会派代表代行、組織幹部が参加した。

イマームオール市長は、セレモニーの演説で7月15日がこの国の最も暗い日のうちの一つであると述べて、「国会を爆破しようとするほど正気にないテロ組織に直面した。考えてください。『主権は不文律・無条件に国民のものである』と掲げた国会を占拠し手中に収めようと試みたのである。」と述べた。

クーデターに対して全ての政党が共通の姿勢を示すことに関して話したイマームオール市長は、次のように続けた。

「トルコ大国民議会を代表して全ての政党が共通の行動を起こし、クーデターに対しとても明確な態度を示し、同じ形共通の原稿で全ての国民に語りかけることも、民主主義がどれほどその土壌が堅固で、国民がどれほど強い形でこれを支持しているかを示す現れである。これらは、もちろん私達の歴史の点で私達にとって、とても重要かつ価値のあることである。ただ、幾許かの真実を語り、この真実に通じて教訓を引き出すことが、私達本来の責任である。」

7月15日クーデター未遂から教訓を得ていないと述べたイマームオール市長は、「クーデターの原因となった一部の政策を採用した人々が必要な自己批判を行っておらず、自身の行動の責任に関し十分に国民へ説明を行っていないと考えている。」と話した。

■イマームオール市長、エディルネ門追悼碑でのセレモニーに参加

イマームオール市長は、その後エディルネ門にある7月15日民主主義追悼碑でのセレモニーに参加した。イスタンブル県庁によって主催された追悼セレモニーにはダウット・ギュル県知事、第1軍団・イスタンブル駐屯司令部アリ・シヴリ大将、犠牲者の家族、負傷者とその親戚も含めて多くの国民が参加した。

◾️国会で追悼式典

7月15日クーデター未遂から8年目にあたり、国会でも追悼式典が行われた。式典にはヌマン・クルトゥルムシュ国会議長、共和人民党のオズギュル・オゼル党首も参加した。


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翻訳者:新井慧
記事ID:58361