エジプト:シーシー大統領「エジプトはパレスチナの兄弟に関して決して沈黙することはなかった」
2024年06月30日付 Al-Ahram 紙
■シーシー大統領:エジプトは全力と決意をもってパレスチナの兄弟たちへの支援について話す以前から、決して沈黙することはなかった
【カイロ:本紙】
アブドゥルファッターフ・シーシー大統領は次のように述べた。「エジプトの誇り高き国民の皆さん、地域における直近の危険な変化について周知されていることでしょう。またガザ地区における、人道的な良心が欠如した残忍なイスラエルの戦争で、国際社会はそれについて沈黙し、多数の無実の犠牲者や避難民、苦しむ人々から目を背けたこともご存じのことでしょう。またエジプト方面への強制移住を課そうとする悪質な試みのなかには、エジプトによる高潔で名誉ある愛国的な立場が存在しました」。
さらに同大統領は次のように強調した。「エジプトは全力と決意をもってパレスチナの兄弟たちへの支援について話す以前から、決して沈黙することはありませんでした。また強制移住の試みを前にして誇りと尊厳を持って耐え、国家安全保障を守り、パレスチナの権利の消滅を防ぐために明確に声を上げてきました」
これらの発言は2024年6月30日の革命11周年を記念して、シーシー大統領が同日日曜日にエジプト国民に向けて行った演説のなかで述べられた。
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翻訳者:鈴木健太
記事ID:58381