第11期議会のどの法案が第12期議会で審議されるのか?

2024年05月18日付 Iran 紙

 イスラーム諮問評議会[イラン国会]議院運営委員会の委員は、第11期議会で継続審議となった議員提出法案や内閣提出法案の行方ついて、「当然のことながら第12期議会は、第11期議会で承認された法案に関しては監督者評議会から差し戻された法案を修正審議するだけであり、監督者評議会が反対しなかった議案に立ち入ることはできない」と述べた。

【イラン電子版 国際部】イスラーム諮問評議会議院運営委員会の委員は第12期議会において、第11期議会で継続審議となった議員提出法案や内閣提出法案の行方について説明を行った。

 ルーホッラー・モタファッケラーザード委員は、第11期議会で継続審議となった議員提出法案や内閣提出法案、及び調査書のような議会監査報告書の行方について、第12期議会で次のように述べた。「議員提出法案や内閣提出法案が議会で完全な形で承認された場合、それらは監督者評議会に付託される。次期議会は、監督者評議会と体制利益判別会議最高監査委員会が不承認としたものを修正審議する」

 同氏は以下のように説明した。「この場合、2つの状況がある。第12期議会が監督者評議会と体制利益判別会議が反対した部分を修正するか、あるいは第11期議会の法案の可決を強く主張するか、である。修正というのは、不承認を受け入れてその問題を解決するか、または不承認とされたその法案を根本的に撤回することを意味する」

 イスラーム諮問評議会議院運営委員会の同委員はさらに、「当然のことながら第12期議会は、第11期議会で承認された法案に関しては監督者評議会から差し戻された法案を修正審議するだけであり、監督者評議会が反対しなかった議案に立ち入ることはできない」と付け加えた。

 モタファッケラーザード委員はまた、「何らかの議員提出法案や内閣提出法案が議会の審議対象となったとしても、議会がそれを審議する機会がなかった場合、事実上それらの法案は第12期議会の議題となることはない。第12期議会の議員から要請があれば別だが、その場合は改めて審議プロセスを繰り返さなければならない。こうした状況には、議会での審議が途中までしか進んでいない議員提出法案や内閣提出法案も含まれる」と述べた。

 同氏は調査報告書の状況についてもまた次のように述べた。「調査報告書は、関係機関へ送付できるようにするため議会で読み上げなければならない。また、議会で承認された場合は違反調査のために司法府に付託される。したがって、このようなプロセスが議会で行われていなければ、事実上、第11期議会でのこれらの報告書は完成に至らないままとなっている」

 イスラーム諮問評議会内部規則第137条によると、≪毎会期のはじめに議院運営委員会は、滞っている議員提出法案や内閣提出法案のリストを法制担当副委員長を通じて作成して議員らに提供する。リストはまた政府にも送付される。議員25名または政府側によりその審査が要請されている、遅滞している議員提出法案や内閣提出法案はそれぞれ、議会内規に従って関連する委員会へ付託され、委員会はこの議会内規に記載された手順で審査を実施する。議員提出法案や内閣提出法案についての最初の審査がすでに終わっている場合は、議員提出法案や内閣提出法案の審査は委員会の提案に基づき、議会の承認を得て行われる。政権が交代した場合は、新しい政府が公式に内閣提出法案の撤回を発表すれば、その法案は廃案となる。≫


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翻訳者:KN
記事ID:58382