オジャランと叫んで踊った9人、逮捕―メルスィン海岸

2024年07月23日付 Hurriyet 紙

メルスィンでテロリスト首謀者「アブドゥッラーオジャラン」のスローガンを叫ぶとともに海岸で踊ったグループの中の9名が拘束され裁判所に送られた。捜索手配中の1名は他の罪で拘留中であることが明らかとなったなか、逃亡者を確保するための捜索が続いていると伝えられた。

海岸でテロ支持者グループによって撮影された踊りの動画がソーシャルメディアに投稿されると大きな反響が起こった。動画内の人物を捕らえようとメルスィン検察庁は捜査を開始した。捜査のなかでメルスィン警察本部職員たちは動画内の人物の身元を詳細に調べた結果突き止めた。

ガズィアンテプから来たことを突き止めたため、身元が特定された9人は強制捜査を実施して逮捕された。捜索中の人物が他の罪で拘留中と明らかになったなか、逃亡中のこの人物の捜索が続けられている。拘束中の容疑者9人は県警本部での手続き続いて裁判所に送致された。

◾️イェリカヤ相「必要なことがなされた」

アリ=イェリカヤ内務大臣はソーシャルメディアXで「必要なことがなされた」と題してこの話題に関する投稿を行った。イェリカヤ内相は以下のように述べた。

「ソーシャルメディアで共有され、メルスィンで撮られたと特定された動画では、あるグループが踊るなか、PKK首謀者を支持するスローガンが確認された。メルスィン諜報・テロ対策課(TEM)は容疑者特定に向け捜査を行なった。容疑者たちがガズィアンテプからメルスィンに来たことが明らかになり、動画内の11人の容疑者たちの身元が特定された。メルスィン検察庁の協力下、メルスィン及びガズィアンテプ両県警により、容疑者の一人は事件後、『薬物使用』の罪で逮捕・拘留中であると明らかにされ、9名の容疑者については逮捕された。逃亡中の一名の容疑者の捜索は続いている。捜索で得られたデジタル媒体、武器・弾薬を押収した。容疑者らは『テロ組織のプロパガンダを実行』した罪で逮捕された。」


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翻訳者:安孫子織絵
記事ID:58415