アンカラ公共交通機関、40%値上げ
2024年07月24日付 Medyescope 紙
交通調整センター(UKOME)はアンカラで会合を開き、公共交通機関の40%の値上げを決定した。アンカラ電力・ガス・バス管理機関(EGO)は、天然ガスバスに使用されている圧縮天然ガスの費用の値上がりが値上げの理由であると発表した。
アンカラで、公共交通機関の運賃が値上げされた。交通調整センター(UKOME)が発表した決定によれば、大人のチケットの価格が15リラから21リラに値上げされ、学生チケットの価格は、7リラ50クルシュから10リラ50クルシュに値上げされた。
最後の値上げはUKOMEの決定により2023年7月1日に行われ、7リラ50クルシュであった大人のチケットの価格は15リラに、4リラだった割引チケットの価格が7リラ50クルシュに上昇していた。
◾️EGOの発表:「天然ガスを使うバスで使われている圧縮天然ガス燃料価格が上昇した」
アンカラ電力・ガス・バス管理機関(EGO)による発表で、値上げの理由が説明された。発表では、最後の値上げは2023年7月23日に行われたとし、一年で月額最低賃金は49%、軽油のリットル価格は80%の割合で増加したことに触れた。公共交通機関の車両の維持費、修理費、スペアパーツ代が70%値上げされ、天然ガスバスに使用される圧縮天然ガス燃料の立方メートル価格が13リラ26クルシュから18リラ71クルシュに値上げされたことも明記された。
悪化する経済状況で市民に寄り添い続けるために、月4億トルコリラの損失が出ると発表されたが、これはアンカラ広域市の他の予算項目で埋め合わされたことが明らかにされた。ここ一月以内に行われた燃料値上げが予算に追加で2000万トルコリラの負担となったと発表された。
この記事の原文はこちら
翻訳者:田端咲希
記事ID:58418