イエメン:サナアーアンマン間のフライトが1日3便で再開

2024年07月25日付 al-Quds al-Arabi 紙

■フースィー派:サナアとヨルダン間のフライトが毎日再開

【サナア:アナトリア通信】

イエメンのフースィー(フーシ)派は、国際的に承認されている政府との停戦合意に基づき、木曜日からサナア市とヨルダン間のフライトを再開すると発表した。

フースィー派が運営する『サバア』通信によると、これはサナアにあるイエメン航空局(フースィー派傘下)が発表した声明によって明らかにされた。

声明には「サナア国際空港からクイーン・アリア空港への航空便を今日木曜日から再開する」と記載されている。

声明では、フースィー派と政府との間で達した合意が履行されることにともない、サナアーアンマン間の航空便は1日3便での運航が予定されていると付け加えた。

イエメン航空の経営をめぐる政府とフースィー派の意見の相違により、サナアーヨルダン間のフライトは今年の6月初旬から中断されていた。

イエメンで戦争が始まって以来、サナアとヨルダンを結ぶ1日3便の航路が運航されるのは今回が初となる。

ハンス・グランドバーグ国連イエメン特使は火曜日、イエメン政府とフースィー派が、双方による経済・銀行関連措置の撤回を含む、銀行部門と航空会社に関するいくつかの緩和措置に合意したと発表した。

この合意には、「サナアとヨルダンを結ぶイエメン航空の運航再開、1日3便への増便、カイロ便およびインド便の1日1便または随時運航の開始」が含まれている。


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翻訳者:穴井勇成
記事ID:58442