行政裁判所の決定に基づき各航空会社が強制的な価格設定を撤廃すると主張している中、アルバイーン[イマーム・ホセイン殉教四十日目の儀式]期間の航空券の料金に新たな数値が設定された。各航空会社は、これに従うかどうかまだ発表していない。
【ハムシャフリー電子版】イラン民間航空機関のモハンマド・モハンマディーバフシュ長官は、アルバイーン期間の往復航空券の価格が決定したと発表し、次のように述べた。「モルダード月24日[西暦8月14日]からシャフリーヴァル月9日[西暦8月30日]までの期間、テヘラン−ナジャフ路線(メフラーバード空港)の往復航空券は1000万トマーン[2024/7/30時点での実勢レートで約169ドル]、マシュハド−ナジャフ路線(シャヒードハーシェミーネジャード空港)は1200万トマーン[上記同時点での実勢レートで約203ドル]に決定した。他の19空港の航空券価格はこれらの価格に従って決定され、アルバイーン期間中は団体便やチャーター便の販売は許可されない。
前年に比べ、新価格はテヘラン路線で25%、マシュハド路線で26.3%上昇している。各航空会社は、行政裁判所の決定に基づく航空券価格自由化の後、イラク便の価格を130%から250%値上げした。