44人死亡の地震倒壊ビル、公務員訴追が却下

2024年07月30日付 Cumhuriyet 紙

カフマランマラシュで44人が亡くなったサイトベイ管理集合住宅裁判で反発を呼ぶ事態が生じた。

カフマランマラシュのドゥルカディルオール郡で都市再開発(地震対策)がなされていたにも関わらず、地震で倒壊し、44人の命を奪ったサイトベイ=マンション裁判で重要な進展がみられた。

ドゥルカディルオール郡知事府は、当時のドゥルカディルオール自治体都市開発・計画局長補、電気技師、地質工学者らを起訴するよう求めた請求を却下した。

この決定に反対する遺族のトゥーバ=エルデモール氏は本紙に訴えた。

◾️「私たちは決して諦めないだろう」

「18か月も待った。結果は完全に夢を壊わすものであり、恥辱となった。」と述べたエルデモール氏は、「3.5階は違法であり、無免許で建設された。いかなる形でも監査は行われず、建物がこの形で建設されることに親友や仲間関係にあって[建設]許可を出した人々は、なぜ起訴されないのか。私たちの家族の死に責任のある人間たちは、なぜ起訴されないのか。この責任者たちを誰がなぜ守っているのか。私たちはなぜ喪に服す代わりに法廷闘争を強いられているのか。」と発言した。

自分たちは戦いを決して諦めないと言うエルデモール氏は、「私たちの大切な人々が殺される原因となった者が誰であっても、最も重い罪が与えられるべきだ。」と呼びかけた。


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翻訳者:安孫子織絵
記事ID:58447