■イスラエル軍がヨルダン川西岸地区の各所で突入・拘束作戦を実行
【ラーマッラー:本紙】
イスラエル軍は水曜日(7日)未明、占領下西岸地区の市町で突入・拘束作戦を実行した。
目撃者らは、イスラエル軍が北部のナーブルス市とカルキーリーヤ市、中部のラーマッラー市、バイト・ラフム市に近いドゥハイシャ・キャンプのほか、各県内の複数の町を襲撃したと語った。
さらに目撃者らは、イスラエル軍とパレスチナ人抵抗勢力の間で武力衝突が勃発しているなか、イスラエル軍がナーブルス市とバラータ・キャンプを襲撃したと明かした。
彼らは、イスラエル軍がナーブルス市内のバラータ・キャンプにあるパレスチナ民族解放運動(ファタハ)の拠点を爆破したことを明らかにし、さらにイスラエル軍が多くの市民を拘束したと指摘した。
さらに目撃者らによると、ナーブルス市東部のバイト・フーリーク町では、イスラエル軍による襲撃が発生したのち同軍とパレスチナ人の間で衝突が発生した。
目撃者らは、同軍がその際実弾および催涙弾を使用したと明かした。
一方パレスチナ赤新月社は声明で、同社の隊員らが「バイト・フーリーク村で実弾を被弾した負傷者3人に処置を施した」と述べた。
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