公用パスポートの適用範囲拡大に向けた法案準備
2024年08月19日付 Cumhuriyet 紙
新聞記者から薬剤師まで多くの業種が公用パスポートを待っている。議会でこれに関する法案の数は19業種におよんだ。
トルコから行われた何千ものビザ申請が拒否されている。公用パスポートは、もはやより多くの業種の人々が求めている。議会で議論されることが期待されている法案の職業は19業種におよんだ。
国外へ行くことを希望している何千人もの人々のビザ請求が拒否されている。各国大使館と連絡を取るビザ会社と[面会の]約束を取ることさえ難しくなった。このため多くの業種が何十ものヨーロッパ諸国でビザが免除される「公用パスポート」を求めている。
ソズジュ紙のゼケリヤ・アルバイラク記者が集めた情報によると、ここ最近ではトルコ技師・建築家組合連合に所属が15年となる技師及び建築家、戦闘傷病者及び戦闘参加者のためにも法案が準備されていた。トルコ大国民議会でこの問題に関する法案は19業種におよんだ。
共和人民党、民族主義者行動党、民主党、民主主義進歩党、新福祉党、善良党によって準備された法案によって、薬剤師、新聞記者、長距離運輸用大型トレーラーの運転手、自治体首長、会計士、全ての裁判官・検事、障害のある一般公務員、監視員、地区長・村長、刑務所職員、民間の医師、舞台芸術家、教職員、トルコ大国民議会の諮問役、労働組合長にも公用パスポートが与えられることが望まれた。
■88万人が順番待ち
現在、トルコで120万人に公用パスポートを支給されている。法案が通過したならば、配偶者と子供を含めると少なくても80万人がさらに公用パスポートを入手することになる。トルコには、5万人の地区長・村長、2万9千人の監視員、6万8千人の刑務所職員、3千人の労働組合長、15年を超える報道カードのある3千人の新聞記者、1万8千人の薬剤師、1万6千人の裁判官・検事がいる。
■省は重要視していない
外務・内務省はヨーロッパ諸国が公用パスポートに加えてビザを要求するという不安を感じており、新しい要求を重要視していない。
◾️誰が公用パスポートを待っているのか
トルコ大国民議会内務委員会で審議を期待されるが、野党が提起したものであるので、法制化の可能性が少ないと考えられている法案によって、次の業種も公用パスポートが与えられるよう期待されている。
・全ての裁判官と検事
・民間で働く舞台芸術家
・法務省の刑務所職員
・市場と街の監視員
・20年間貿易に従事する実業家
・10年間国際輸送に従事する長距離運輸用大型トレーラーのドライバー
・10年間任に就いた大学教職員
・自治体首長
・15年以上の薬剤師
・トルコ大国民議会と広域市の諮問役
・県・郡で任に就いた元自治体首長
・トルコで組織的な労働組合の執行委員
・公認会計士と会計士
・15年以上の報道カードを持っている新聞記者
・15年以上の民間医師
・村長・地区長
・40%障害があり10年以上勤務の一般公務員
・トルコ技師・建築家組合連合に15年以上所属する技師と建築家
・戦闘傷病者及び戦闘参加者
■40カ国が公用パスポートにビザを望んでいる
トルコから公用パスポートとビザを望むのは、40カ国ある。それらは次のとおり。アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、メキシコ、アフガニスタン、ベナン、ブータン、カーボヴェルデ、東ティモール、エリトリア、アルメニア、エチオビア、ガンビア、ガーナ、ギニア、南スーダン、南キプロス、キリバス、コモロ、コンゴ、北朝鮮、ラオス、レソト、リベリア、マダガスカル、マリ、マラウィ、ミクロネシア、ミャンマー、ナウル、ネパール、ナイジェリア、中央アフリカ共和国、セネガル、ソロモン諸島、ソマリア、スーダン、ウガンダ、ニュージーランドである。
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翻訳者:新井慧
記事ID:58522