ガザ:UNRWAはガザ地区での水の供給量が85%減少したと発表

2024年08月26日付 al-Quds al-Arabi 紙

■UNRWA:イスラエルの戦争を原因とした水不足がディール・バラフで85%に達する

【アナトリア通信】

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は月曜日(26日)、水の供給がガザ地区中部のディール・バラフで85%減少したと発表し、11ヶ月続くイスラエルの戦争によって、18本の井戸のうち稼働しているのはわずか3本のみであると明かした。

UNRWAはプラットフォーム「X」上に投稿した声明で、「ディール・バラフで続いている軍事作戦の影響で、18あるうちの3つの井戸のみしか稼働していないため、85%の水不足が生じた」と伝えた。

さらに同機関は、「ガザの人々は、命に対する恒常的な恐怖の中で生きているだけでなく、最も基本的な必要を満たすために奮闘している」と付言した。

そして同機関は2つ目の声明で、「これは人間性の完全な剥奪であり、終わりのない悲劇である」と強調した。

同機関は、「ガザ地区全域で家族が避難や自宅を離れることを余儀なくされ、財産も後に残している」と指摘した。

さらに同機関は、「今彼らができるすべてのことは、生き延びようとすることである。ガザ地区の人々はすでにすべてを失っているのだ」と続けた。

同機関は、ガザ地区での即時停戦を改めて要請することで声明を締めくくった。


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翻訳者:大森耀太
記事ID:58565