■米国防総省:イランやその同盟勢力がイスラエルに攻撃を仕掛けるという脅威はまだ存在している
【ワシントン:諸通信社】
米国防総省(ペンタゴン)は月曜日(26日)、米国はイランやその同盟勢力がイスラエルに対して攻撃を仕掛けるという脅威がいまだ存在していると考えていると述べた。この発言は、ヒズブッラーが自身の高位幹部が死亡した報復としてイスラエルに数百発のロケット弾と無人機を発射したのちに述べられた。
ペンタゴンの報道官であるパトリック・ライダー少将は記者団に対し、「イランの指導者らやその他の人々が提示した一部のコメントについて指摘したい。我々が、攻撃開始の脅威は存在していると評価しているのに変わりはない」と述べた。
イスラエルは日曜日(25日)、ヒズブッラーが行った攻撃の大部分を阻止したと発表した。その一方でレバノンのヒズブッラーは、無人機やカチューシャロケットで主にテルアビブ近辺にある軍の諜報基地を攻撃したと述べた。
同国は、テルアビブ郊外にある基地が損傷したと指摘したうえで、レバノン南部でヒズブッラーが保有する「数千のミサイル発射台」を破壊したと述べたが、同組織のハサン・ナスルッラー書記長はこの発言を「虚偽の主張だ」とみなした。
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