エジプト:砂漠地域西部で新たなガス田を発見
2024年08月28日付 al-Quds al-Arabi 紙
■エジプトは砂漠地域西部で新たなガス田を発見
【カイロ:アナトリア通信】
エジプト石油鉱物資源省は火曜日(27日)、西部砂漠で日平均産出量が2300万立方フィートに達する新たなガス田の発見を発表した。
同省は声明で、「アパッチ社とエジプト石油公社(EGPC)を代表して業務を行っているハーリダ石油会社が、砂漠地域西部にあるカラーバシャ開発区の西フユーブス第1区で発見したと発表した」と伝えた。
さらに同省は、「ハーリダ社が270フィートの深さでの試掘に成功し、この油井から日毎7165バレルの石油と2300万立方フィートのガスが産出される」と説明した。
同省は本日(28日)の早い時間に、「2025年からの国内生産強化計画の一環として、国内でのガス・原油探査のための国際入札を行う」と発表した。
同省は声明で、「カリーム・バダウィー石油相が、地中海とナイルデルタ地域における12区画で天然ガス探査のための新たな国際入札を行うと発表したと」伝えた。
エジプトは、一方で輸入コストを減らし、他方で特に発電用の天然ガスを含む国内市場の需要を満たすために、国内生産の強化を模索している。
エジプトは天然ガスの産出国であり、2017年にはガスの自給および国外への輸出を達成したが、その後、2021年から産出量が徐々に減少し、企業に新たな発掘区画を提供するようになった。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:大森耀太
記事ID:58573