西岸地区:イスラエル軍の軍事作戦で多数のパレスチナ人が殺害・拘束される

2024年08月31日付 al-Quds al-Arabi 紙

■占領軍が水曜日以降西岸地区北部でパレスチナ人26人を殺害したと認める

【アナトリア通信】

イスラエル軍は土曜日(31日)、西岸地区北部で4日前に開始した軍事作戦でパレスチナ人26人を殺害し、約30人を拘束したと認めた。

イスラエル軍は水曜日(28日)、西岸地区北部で2002年以降「最大規模」とされる「軍事作戦」を開始した。この作戦では、大規模な部隊がジェニーン市およびトゥールカルム市、両市のキャンプ、そしてトゥーバース市近くのファールアキャンプを襲撃し、木曜日(29日)未明にファールアキャンプから、同日夕方にはトゥールカルム市からそれぞれ撤退した一方、ジェニーン市での作戦は4日目に入っている。

イスラエル軍ラジオが伝えたところによると、同軍は声明で「西岸地区北部での作戦開始以降、26人の武装勢力を殺害した」と述べた。

さらに同軍は、「作戦開始以降、パレスチナ人容疑者約30人を拘束した」と説明した。

同ラジオによると、「イスラエル軍は現時点での作戦の成果を非常に良好であると評価している」という。

航空機と無人機の支援を受けてジェニーン市に装甲車の隊列を派遣したイスラエル軍は金曜日(30日)、「軍事作戦の開始以降、パレスチナ人20人を殺害し、容疑者17人を拘束した」と伝えた。

一方、パレスチナの囚人支援機関(行政機関)とパレスチナ囚人クラブ(民間)は、土曜日に発表した共同声明で、「イスラエル占領当局が先週水曜日の朝に発表した軍事作戦の開始以降、拘束された人数が約70人に達した」と述べた。


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翻訳者:大森耀太
記事ID:58595