■シリア政府がダマスカスでの少量の麻薬押収でサウジアラビアに「求愛」
【本紙】
シリア政府は、支配地域内での実施を公表しているすべての麻薬密輸対策作戦にサウジアラブの名を巻き込み続けているが、こうした動きはサウジアラビアへの明らかな求愛行為であるようだ。しかしその一方でシリア政府は、ヨルダンとの国境を介して大量の麻薬がサウジアラビアに流出することを許している。
<<荷物の押収>>
ダマスカスにある麻薬対策局のサーミー・ダルウィーシュ長官は日曜日(1日)の声明で、自局が、ダマスカス南部カダム区で布製の毛布に「芸術的な方法で」隠され、サウジアラビアへの密輸の準備ができていた「カプタゴン」の錠剤5万錠を押収することに成功したと述べたうえで、密輸業者3人を拘束したと指摘した。
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