イランは対談でイスラエルのシリアに対する攻撃を非難

2024年09月04日付 al-Watan 紙

■イラン外務大臣補佐官:イスラエルのシリアに対する攻撃でテロリストが恩恵を受けている

【n.p.:諸通信社】

アリー・アスガル・ハージー・イラン外務大臣補佐官(特別政治問題担当)は、「シリアに対するイスラエルの攻撃継続は、侵略的なイスラエルという実態の本質の結果であり、攻撃継続により、シリア領土においてテロリストが恩恵を受けている」と述べた。

国営シリア・アラブ通信(SANA)が伝えたところによると、ハージー補佐官は、ゲイル・ペデルセン国連事務総長シリア担当特使とのビデオ対談で、「シリアに対するイスラエルの攻撃継続は、侵略的なシオニストという実態の本質の結果であり、それによりシリア領土のテロリストが恩恵を受けている」と明言し、地域全体の安定実現への希望を表明した。

同様に両氏は、シリアにおける政治や経済そして戦場の現状、特にテロとの戦いに関連する複数の問題、シリアに対するイスラエルの攻撃の拡大とシリアにおける人道危機、またシリア危機を解決する為の政治的取り組みの必要性についても議論した。

イランのタスニーム通信によると、ハージー外務大臣上級補佐官は、シリアとトルコの関係改善や政治的解決を目的とした対話の再開に関連するイランの取り組みについて指摘した。同補佐官は「この重要な事柄が実現すれば、我々は地域および両国の平和と安定が前進するのに立ち会うことができる」という希望について述べた。

一方、ペデルセン特使は、シリア危機の政治的解決の推進に関する最新の取り組みや会合についての報告書を提出した。


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翻訳者:清久功介
記事ID:58612