パレスチナ:イスラエル、ジェニーン市での軍事作戦終了…しかしまたすぐに戻ると発言

2024年09月06日付 al-Quds al-Arabi 紙

◾️ジェニーンは10日間の困難な日々の埃を振り払う…大規模な破壊と避難民…そして占領軍:我々は近いうちに戻る
【ジェニーン:本紙】

イスラエル占領軍は、昨日金曜日の未明、10日間にわたる激しく継続的な攻撃の後、ジェニーン市とその難民キャンプから撤退した。この攻撃で数十人の殉教者と負傷者が出ており、広範な破壊が残された。

夜明けから数時間後、街と難民キャンプは自らの上に積もった埃を振り払い、占領による破壊と荒廃を確認するための道のりを歩み始めた。これは2002年以来、占領によって引き起こされた攻撃の中で最大規模とみなされている。

市民らは、占領軍が撤退した後に周囲の軍事バリケードへ展開していることから、再び市や難民キャンプに侵攻するのではないかとの懸念を表明した。これは過去に何度も繰り返されてきたことだ。

数千人の市民が市内および周辺の町や村々から押し寄せ、最大規模の慰問と、市やその住民たちの状況確認が行われた。

占領軍の責任者らは、イスラエルメディアに対し、「サマーキャンプ作戦はまだ終わっていない。近いうちにジェニーンや残りの地域に戻る予定だ」と述べた。

イスラエルのチャンネル12は、2002年の「防護壁」作戦以来、最長となるジェニーン侵攻の後、昨朝、軍が撤退したと報じた。この侵攻により39人のパレスチナ人が殺害され、46人が逮捕され、24丁の武器が押収され、数十個の爆発物が破壊された。

2002年以来最も血なまぐさく、暴力的だとされるジェニーン県に対する占領軍の侵攻により、子どもや高齢者を含む21人の市民が殉教し、他にも複数の市民が負傷し、中には重傷を負った者もいる。

イスラエル軍のスポークスマンは、10日間の作戦中に軍は14人のパレスチナ人を殺害、30人以上を逮捕し、「サマーキャンプ」作戦と呼ばれる軍事作戦の一環として、ジェニーン、トゥールカルム、トゥーバースおよびその難民キャンプを含む地域で4回の空爆を実施したと述べた。

(後略)


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翻訳者:新階 望乃
記事ID:58623