ガザ:戦争開始以降の死者数が計40,939人に増加

2024年09月07日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ガザ地区での保健状況:10月7日以降の死者数が計40,939人に増加

【ガザ地区:アナトリア通信】

ガザ地区保健省は土曜日(7日)、昨年10月7日以降続いているイスラエルのガザ地区に対する戦争によって「死者数が計40,939人、負傷者数は計94,616人」に増加したと発表した。

同省は戦争開始から337日目の統計報告書で、「イスラエルの攻撃により、10月7日以降の死者数が計40,939人、負傷者数は計94,616人に増加した」と述べた。

さらに同省は、「イスラエル占領軍は過去48時間で、ガザ地区の家族に対して4件の大量殺戮を犯し、その結果、61人が死亡し、162人が負傷して病院に運ばれた」と強調した。

そして同省は、「一部の犠牲者がいまだ瓦礫の下や路上におり、救急隊や民間防衛隊が彼らのもとへたどり着けていない」と説明した。

10月7日以降、イスラエルは米国の際限のない支援の下、ガザ地区に対して破壊的な戦争を仕掛けており、その大半が子供や女性である死傷者に加え、甚大な破壊と子供や高齢者の命を奪う致命的な飢餓につながった。。

戦争の即時停止を求める国連安保理決議や、ジェノサイド行為を防ぎガザ地区での人道状況を改善するための措置を講じることを求める国際司法裁判所(ICJ)の命令を無視しながら、イスラエルはこの戦争を続けている。

 


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翻訳者:大森耀太
記事ID:58624