ガザ:続く空爆
2024年09月14日付 al-Quds al-Arabi 紙
■避難民の家やテントが標的となり殉教者となる人々…その一方で「ネツァリム」にあるイスラエルの司令本部へ爆撃も
【ガザ:アシュラフ・ハウル、本紙】
昨日金曜日(13日)、ガザにおいて避難民の家やテントを標的としたイスラエルの爆撃で多くの人々が命を落とした。一方で、抵抗勢力は「ネツァリム」枢軸のイスラエル軍指揮統制本部を攻撃した。
ガザ市ザイトゥーン地区のムスタウサフ通りにあるアブー・ザイド家の住宅を狙った爆撃では3人の市民が亡くなった。
また、ジャバリア難民キャンプ西のアル・ファルーガ地区にあるナティール家の住宅における爆撃でも1名が死亡し、同キャンプのビル・ナアジャ地区ではハッサン家の住宅への爆撃で3人が死亡し、多くの人々が負傷者となった。
さらに、ガザ地区中央部のヌサイラート周辺では、木曜深夜から金曜早朝にかけて3軒の住宅が爆撃され8人が死亡した。
医療関係者らはまた、ヌサイラートキャンプ中心部の市場地区付近のスッリー家の住宅への爆撃で3人が犠牲となったものの、救助隊がその瓦礫の下から子供1人を救出することができたと報告した。さらに、同キャンプの20番街地区のアクル家を標的とした攻撃では女性1人と子供1人の犠牲者のほかに10人以上が様々な外傷を負った。そして別の空爆では、ハムドゥーナ一家が非難していたアブー・ウライバーン家の住宅が爆撃を受け3人が死亡、多くの人が負傷した。
(後略)
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翻訳者:中原葉
記事ID:58646