■イランで3人の男性警察官が攻撃により死亡、ジハード組織が犯行声明を発表
【ベイルート:本紙】
木曜日、イラン南東のスィースターン・バルーチスターン州で3人の男性警察官が殺害された。公式メディアが報じたところによると、同地域を拠点としているジハード組織がこの攻撃に関与していることを明らかにした。
公式通信社のイルナーはスィースターン・バルーチスターン州のミールジャーヴェフで武装した犯罪者らが実行した攻撃で、武装警察の3人が殺害され、複数の市民が負傷したと報じた。
パキスタンとアフガニスタンの国境に接するスィースターン・バルーチスターンはイランの州の中で最も貧しい州であり、住民の大多数はスンナ派のバルーチ少数民族であるとみなされている。
正義軍
イルナーは男性警察官らがガソリンスタンドで攻撃にあったことについて言及した。また、「正義軍」はテレグラム内の投稿でこの攻撃への関与を明らかにした。同組織は、同州のハーシュで8月に発生し刑事捜査部長を殺害するに至った攻撃への関与を以前明らかにしていた。
4月には二度の攻撃でイラン治安部隊のメンバーが最低10人、そして武装者のうち18人が殺害された。この二度の攻撃は同州のジハード組織が警察本部やイラン革命防衛隊の拠点を目標として行った。正義軍はこの二度の攻撃への関与を明らかにした。
2012年に結成されたこの組織は、近年イランで一連の攻撃を実行した。イラン政府やアメリカ政府は正義軍をテロ組織に分類しており、イラン・イスラーム共和国は隣国のパキスタンにある拠点から同組織の活動が行われていると疑っている。
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翻訳者:清久功介
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