宗務長官、信仰告白文を読み間違い?疑惑

2024年09月15日付 Milliyet 紙

大統領府広報局偽情報対策センター(DMM)と宗務庁から、「宗務長官が信仰告白文を読み間違えた」という情報に関して声明が出された。

DMMから出された声明では次のような説明がされた:ソーシャルメディアで拡散され、報道機関でニュース記事になったいくつかの画像について、「宗務長官が信仰告白文を読み間違えた」という情報は正しくない。問題の画像では、宗務長官のアリ・エルバシュ教授の話が、前後を省略され、文脈が切れていることが確認された。
エルバシュ宗務長官はヤロヴァで2024年9月6日、モスクの開館で「モスクは全能の神の名が常に思い出され、その場にいる者が宗教の基本である'アッラー以外に神はなし、ムハンマドはアッラーの使徒である'という文で大地をうならせる場所なのです」という表現を使った。
この表現で明らかなように、エルバシュ長官は問題になっている文をアザーンで言うように発音した。世論操作を目的とした根拠のない主張を信用しないでください。

■宗務庁からの声明

宗務庁によって出された声明文書では次のような説明がされた:ソズジュ紙が今日の版で「宗務長官が信仰告白文を省略して読んだ。」という見出しで報じられたニュースは偽りである。

宗務長官のアリ・エルバシュ氏が、ヤロヴァで2024年9月6日にモスクの開館で'アッラー以外に神はなし、ムハンマドはアッラーの使徒である'という文をアザーンで言うように説明した話が、前後を省略され、まずいくつかのソーシャルメディアのアカウントで拡散された。ソズジュ紙では、ソーシャルメディア上の歪曲された画像から用意されたニュースが、全く精査されずに今日の版で一面に印刷された。誤解を招き、善意のない、意図的に用意されたことが明らかになったニュースやソーシャルメディアの拡散に関しては、ソズジュ紙や拡散したソーシャルメディアのアカウントへ法的な対処をするつもりだ。


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翻訳者:梅田茉奈
記事ID:58658