パレスチナ:トルコのエルドアン大統領が「ガザ地区での流血の阻止」について議論予定

2024年09月21日付 al-Quds al-Arabi 紙

■エルドアン氏:国連で世界の指導者らとパレスチナ人の流血を阻止する手段について協議

【イスタンブール:アナトリア通信】

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は土曜日、国連で面会するすべての指導者らと、パレスチナ領土、特にガザ地区での流血の阻止について議論するつもりであると述べた。

この発言はエルドアン氏が第79回国連総会の活動に出席するために米国へ向かう直前に、イスタンブールのアタテュルク国際空港で開かれた記者会見でなされた。

エルドアン氏は国際社会、特に西洋諸国に対してイスラエルによる犯罪行為への傍観をやめ、それを抑止する手続きを講じるよう呼びかけた。

加えて同氏は、「国連で面会するすべての指導者らと、パレスチナ領土、特にガザ地区での流血の阻止について議論するつもりである」と述べた。

続けて「我々は、中東における世界的シオニズムが取り巻く死の嵐に立ち向かうために、できることを行うための努力を続けるつもりだ」と述べた。

シリアとの国交正常化

さらにエルドアン大統領は、自国が、二国間関係を正常化する枠組み内でのシリアのバッシャール・アサド大統領との面会に関して、シリア政府からの返答を待っていると述べた。

このテーマに対して「我々はトルコとシリアの関係正常化のためのバッシャール・アサド氏との面会に対する意欲を示したところ、現在相手側からの返答を待っている」と述べた。


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翻訳者:清久功介
記事ID:58694