■占領下セウタへの集団移民の試みに対する反応続く、人権協会が介入
【ラバト:本紙】
被占領セウタ市への国境検問所を襲撃し、非正規の集団移民を試みたことによる人道的悲劇に対する反響と反応は続いており、SNS上での呼びかけを受けて、何千人もの若者や未成年者らがこれに応えた。1週間にわたって講じられていた厳重な治安措置にもかかわらず、これは大規模な逃亡作戦と化した。
モロッコの政府と首相に対する怒りと厳しい批判、さらにモロッコ政府が「国内の若者の現状に対する第一の責任を負っており、その政策がこの集団に不満をもたらしている」という非難が引き起こされた。その一方で15歳から35歳までの約150万人の若者が勉強も仕事もせず、何の活動もしていないという、恐るべき公式報告が再び前面に浮上した。
「モロッコ人権協会」は、占領下セウタ市に隣接するフニデク市での出来事に介入し、「集団移民に参加する唯一の動機は、尊厳ある生活を送る権利、そして人間的な尊厳を守る仕事の機会を探すことにあり、(この集団移民は、)若者の統合や適切な仕事の提供を謳っていたすべての公共政策の失敗を裏付けている」と述べた。
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