■中国は自国民に対し「速やかにイスラエルから退避する」よう要請する
【北京:アナトリア通信】
中国は23日月曜日、イスラエルにいる自国民に対して、可能な限り迅速に同国から退避するよう要請した。これはレバノンのヒズブッラーとイスラエル間の緊張が高まるなかで、国民の安全を確保するための措置である。
テルアビブの中国大使館は声明のなかで、イスラエルとレバノンの国境で軍事衝突が激化しているため、イスラエル国内の治安状況が「危険で複雑なうえに、予測不可能である」と述べた。
さらに大使館は声明のなかで、「我々はイスラエルにいる中国国民に対して、可能な限り早く中国に帰国するか、より安全な地域へ移動するよう呼びかける」と述べた。
中国外務省の林剣報道官は、同国大使館の声明に関する『アナトリア通信』特派員の質問に対して、「中国国民の生命を守ることは我々の責任だ」と述べた。
中国は先月にはすでに、イスラエルがレバノンを複数回にわたって空襲したことをうけ、自国民に対してレバノンから退避するよう呼びかけていた。
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