シリア:ダマスカスで14年ぶりのサウジアラビア王国建国記念日レセプション

2024年09月23日付 al-Watan 紙
■14年ぶり…ダマスカスのサウジアラビア大使館はサウジアラビア王国の建国記念日を祝う

【本紙】

14年続いた中断を経て、在ダマスカスサウジアラビア大使館臨時代理大使のアブドゥッラー・サーリフ・ハリース氏の招きで、明日、火曜の夜、サウジアラビア王国の建国記念日に際して在ダマスカスサウジアラビア大使館はフォーシーズンズホテルでレセプションパーティーを行う。

今月の9日にハリース氏はフォーシーズンズホテルでのレセプションパーティーで、正式にシリア・アラブ共和国におけるサウジアラビア大使館の活動を再開することを明らかにした。また、同氏はレセプションパーティーにおける発言の中で「今夜、正式にシリア・アラブ共和国におけるサウジアラビア王国大使館の活動を再開することを発表いたします。この再開は、両国の関係を強化するためであります。またこの機会に、私は兄弟国の間の双方の関係性を発展させるために前進し続けることや努力を惜しまないことに対するサウジアラビア大使館の熱意を強調いたします。」と述べた。

また、2023年12月24日にアイマン・スーサン氏は着任後すぐに駐サウジアラビア王国シリア大使の信任状を奉呈し、在リヤドシリア大使館が活動を再開した。この再開により、領事館の業務が通常に戻った。そして一般に言われている100万人近くに上るサウジアラビア国内に居住するシリア人に対する業務が開始された。

2023年5月9日にサウジアラビアとシリアは外交使節団の(活動)を再開したことを明らかにした。サウジアラビア外務省は声明で「ダマスカスでの外交使節団の活動再開は、『サウジアラビア王国とシリア・アラブ共和国の国民をまとめる兄弟的絆に起因し、アラブ共同での行動の発展に貢献し地域における平和と安定を強化する情熱』によってもたらされる」と述べた。


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翻訳者:清久功介
記事ID:58703