国連:アルジェリア外相「イスラエルはレバノンを第二のガザにしようとしている」

2024年09月26日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アルジェリア外相:イスラエルはレバノンを「第二のガザ」にしようとしている

【ニューヨーク:アナトリア通信】

アルジェリアのアフマド・アッターフ外相は水曜日、イスラエル政府がガザ地区で犯した犯罪をレバノンで繰り返していることを踏まえ、イスラエルがレバノンを「第二のガザ」にしようとしていると警告した。

これは、近頃のイスラエルの緊張拡大後のレバノン情勢に関して、フランスの要請により安全保障理事会が開催した会合中に述べられた。

アッターフ大臣はスピーチの中で、イスラエルの侵攻には「絶対的な拒絶とこれを引き起こした者の責任追及を訴える」ことを踏まえ、アルジェリアは「残忍なイスラエルの侵略に対してレバノンと団結する」と述べた。

同氏は、レバノンは「イスラエルがすべての犯罪の原理をガザからコピーし完成させた」イスラエル軍の侵略にさらされていると付け加えた。

続けて、「イスラエルはレバノンを第二のガザに変えようとしている」と警告した。

アッターフ大臣は、イスラエルはレバノンへの侵攻によって、「イスラエルにとっての安全の享受が、隣国を排除することに内在していることを我々に証明している」と述べた。

同氏はさらに、「イスラエルの占領者は平和を望まず、自らをあらゆる規範の例外と考えていることを証明した」と述べた。

そして、中東が「目前に迫った全面戦争の惨禍を回避するには、皆が力を合わせて努力する必要がある」と強調した。

アッターフ大臣は、「また、ガザでパレスチナ人民に課せられている地獄に歯止めをかけることにも努力の焦点を当てる必要」があることを強調した。


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翻訳者:藤井孝成
記事ID:58721