クウェート:NATOとの戦略的パートナーシップ推進の努力を強調

2024年09月26日付 Al-Ahram 紙

■クウェート皇太子は「NATO」との戦略的パートナーシップ推進への努力を強調

【カイロ:中東通信社】

クウェートのサバーフ・ハーリド・ハムド・サバーフ皇太子は、特に、北大西洋条約機構(NATO)との戦略的パートナーシップの発展とその推進に向けたクウェート国の努力、そして同国が2004年にイスタンブール協力イニチアチブに加盟した最初の国であることを強調した。

クウェート通信社が木曜日に報じたところによると、同氏は、第79回国連総会ハイレベルウィークの活動の傍ら、ニューヨークの国際連合ビルで行われたイスタンブール協力イニシアチブ発足20周年記念式典にて、次のように述べたという。「我が国は、NATO域外でこの種の初めてのセンターを開いた。それはイスタンブール協力イニシアチブ参加国のためのNATO地域センターであり、2017年に設立され、今年で設立7周年を迎える。」

また、同氏は、数々の活動と訓練・教育プログラムを主催するという同センターの役割を強調し、パートナー諸国とNATOとの間のコミュニケーションを強化し、両者間の政治及び安全保障対話と技術的・訓練的協力のレベルを高め、地域の安定に導くためのクウェート国の継続的な努力を再確認した。

一方、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、同機構とイスタンブール協力イニシアチブ参加国間のパートナーシップを強化する中でクウェート国が果たす努力と役割の重要性を強調した。

式典には、サウジアラビア王国とオマーン・スルタン国の代表、湾岸協力会議事務総長に加えて、NATO加盟国とイスタンブール協力イニシアチブ参加国の代表らが出席した。


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翻訳者:庄司陽
記事ID:58722