イラク:「イラクのイスラーム抵抗運動」がイスラエルに対する計2回の攻撃を実施
2024年09月25日付 Al-Nahar 紙
■イラクから発射された無人機がイスラエル国内の2標的に命中
【本紙】
イラクの武装勢力は、イスラエル政府がレバノンとガザに仕掛けた攻撃の激化を踏まえ、イスラエルの北部と南部に計2回の攻撃を開始したと発表した。
「イラクのイスラーム抵抗運動」は水曜日未明の声明で、占領下パレスチナ北部で、同組織いわく「重要な目標」とされる地点を「アルカブ」型ミサイルで攻撃したと述べた。
この1時間前には、同武装勢力はヨルダン渓谷付近で無人機によって別の目標を攻撃したと発表しており、この攻撃が「パレスチナにいる同胞への支援として、また民間人に対して簒奪者が犯している大虐殺に応える」ために実施されたと述べていた。
一方イスラエル軍は、東からイスラエル領空に入り、その後イスラエル南部のアラバ渓谷地域に落下した無人機1機の発射を観測したと発表した。
イスラエルのメディアは、消防団がアラバ渓谷で無人機が落下した地点およびその近郊で発生した火災を鎮めることに努めていると明らかにしたが、生じた物的被害や人的被害の統計については報じなかった。
これらのメディアはイスラエルの機関が、イラクから発射された無人機の爆発事件に関して検閲を課したことを示した。
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翻訳者:田中友萌
記事ID:58730