レバノン:イスラエルによる激しい侵攻

2024年09月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■10月以来最も激しいイスラエルの侵攻、4日間で700人のレバノン人が死亡

【ベイルート:アナトリア通信】

月曜日から木曜日にかけて、イスラエルによるレバノン侵攻で701人が死亡し、2,173人が負傷した。これにより、昨年10月にイスラエル政府とヒズブッラーの間で衝突が始まって以来、1,540人が死亡し、5,410人が負傷したこととなる。

レバノン保健省のデータによると、月曜日と火曜日だけで558人が死亡、1,835人が負傷し、水曜日には51人が死亡、223人が負傷した。

同データによると、昨日木曜日には92人が死亡し、153人が負傷した。

レバノン政府の災害リスク管理局が発表した報告書によると、死者と負傷者に加え、木曜日の時点でイスラエルの侵攻により7万7100人が避難した。

報告書によると、公安は、過去2日間にシリア国民1万5,600人とレバノン国民1万6,130人がシリア領土に入国したことを記録した。

月曜日以来、イスラエル軍は約1年前にヒズブッラーとの対立が始まって以来、レバノンに対して「最も暴力的で広範な」攻撃を開始している。

一方、目撃者によると、イスラエルではヒズブッラーが軍事拠点、入植地、テルアビブの「モサド」本部に対し数百発のロケット弾を発射した後、人的・物的損失についての厳しいショックのなか、警報のサイレンが鳴り続けているという。


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翻訳者:山崎陽生
記事ID:58740