レバノン:ヒズブッラーの故ハサン・ナスルッラー書記長とは何者だったのか(1)

2024年09月28日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエルが暗殺したヒズブッラー指導者、ハサン・ナスルッラーとはどのような人物か

【ベイルート:アナトリア通信】

イスラエル占領軍は土曜日(28日)朝、レバノンの首都ベイルートに対する空襲により「ヒズブッラー」のハサン・ナスルッラー書記長の「殺害」に成功したと正式に発表した。

複数の「F-35」戦闘機が金曜日(27日)夕刻、ナスルッラー氏を標的とする試みのなかで、ベイルート南部ダーヒヤ地区のハーラ・ハリーク街区にあるヒズブッラーの本部に対して「激しい未曾有の」空襲を行った。

8時20分(GMT)時点でナスルッラー氏の命運に関するヒズブッラーからの正式な発表がないなか、イスラエルメディアはここ数時間で、空爆により同氏が負傷したとの未確認情報を報じた。その後の土曜日朝、イスラエル軍は正式に「ナスルッラー氏の暗殺に成功した」と伝えた。

イスラエル占領軍は声明で、「ナスルッラー書記長を殺害した空襲は、諜報庁と治安機関による正確な諜報指示のもと、レバノン南部ダーヒヤ地区にある住宅の地下に存在したヒズブッラーの本部に対して行われた」と述べた。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:58753