シリア:ナスルッラー書記長への哀悼の意を表し半旗を掲げる

2024年09月29日付 al-Quds al-Arabi 紙

■シリア政府ははハサン・ナスルッラーの殉教に対する哀悼の意を表して半旗を掲げる。

【ダマスカス:本紙】

シリア政府はヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長の殉教に関する3日間の公式哀悼期間を発表した。

「SANA(シリア・アラブ通信社)」は声明の中で、「シリア・アラブ共和国は尊敬する指導者ハサン・ナスルッラー書記長の殉教という大きな損失に対する悲しみを、同胞のレバノン国民と共有する」と伝えた。

声明は加えて「シリア・アラブ共和国政府は3日間の公式哀悼期間を発表する。そしてこの期間中、共和国全土で、また国外の大使館や外交機関において半旗を掲げる。」と述べた。

シリア政府は既にイスラエルのレバノンに対する攻撃を非難し、重大な結果について占領体制に全責任があるとしている。

外務省は声明で次のように述べた。「兄弟国レバノンは、大量の破壊的爆撃により、首都ベイルート南部ダーヒヤ地区の住宅街を標的にしたイスラエルによる不当で卑劣な軍事侵攻により、本日、高貴なるヒズブッラー書記長ハサン・ナスルッラー閣下を失った。また彼の死に加え、多くの無実の市民が犠牲となった。」

また同省は「シオニスト政体は、この卑劣な攻撃を通じて、自らが示した裏切り、臆病さ、テロリズムの特性、いかなる道徳的価値の欠如、あらゆる国際基準や国際法に対する野蛮さと軽視を改めて証明した。」と述べた。


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翻訳者:森川明穂
記事ID:58764