(画像注: 1100枚もの歴史的な粘土板文書の返還
アメリカからペゼシュキヤーン大統領と共に
文字: 楔形文字
言語: エラム語
年代: アケメネス朝時代│ダレイオス1世)
ペゼシュキヤーン大統領がニューヨークからテヘランへ帰国する際、1100枚の歴史的な粘土板文書が彼と共に国へ返還される。
[イラン電子版・政治部]
マスウード・ペゼシュキヤーン大統領がニューヨークからイランへ帰国するに際し、1100t点の歴史的なアケメネス朝・ダレイオス1世の時代の粘土板文書がアメリカからイランへ返還される。
この報道によると、これらの粘土板文書は楔形文字とエラム語で記されている。
◆ペゼシュキヤーン大統領のイランへの歴史的な土産物の詳細
ペゼシュキヤーン氏のニューヨーク訪問からの帰国に際し、エラム語粘土板文書1100点を含むアケメネス朝時代の粘土板の6度目となる返還がおこなわれる。
この大統領の土産物は外務省・文化遺産省・法務担当副大統領によるシカゴ東洋研究所との集中的な協議の結果であり、現在その新たな返還分がイランに戻りつつある。
この粘土板文書は大部分が楔形文字と様々な書体と大きさのエラム語もしくはアラム語で記されており、主にダレイオス1世治世下のアケメネス朝社会における資源管理、道路、社会関係、基本的な生活必需品、給料、経済について書かれている。
イラン暦1311年12月(訳注: 西暦1933年2-3月)、シカゴ大学東洋研究所の考古学者らによって、ペルセポリスの発掘調査で約3万点のアケメネス朝時代に関係する楔形文字の粘土板文書が発見された。