レバノン:イスラエルが軍事検問所を空襲し軍兵士1人が死亡
2024年09月30日付 al-Quds al-Arabi 紙
■紛争激化以来初の事例…イスラエル軍による軍事検問所攻撃によりレバノン兵士が死亡
【ベイルート:本紙】
月曜日、レバノン南部のワッザーニー地区でイスラエルが軍事検問所を空襲し、レバノン軍兵士1人が死亡した。イスラエルによってレバノン軍兵士が殺害されたのは、今月下旬に(イスラエル・ヒズブッラー間の)紛争が激化して以来初のケースである。
レバノン軍はプラットフォーム「X」上で次のように述べた。「敵であるイスラエル軍に属するドローン1機が、レバノン軍が管理するウムラ・ワッザーニー検問所の付近を通行していたオートバイを攻撃し、その結果兵士1人が死亡した」。
レバノン軍は死亡した兵士の身元を明らかにしなかったが、地元の複数のSNSアカウントでは、この兵士がレバノン南部ハルター町出身のユースフ・ハッサーン・アブドゥルアールさんであるとの情報が出回った。
レバノンの正規軍は紛争の範囲外におかれているにもかかわらず、国境の両側での対立が始まって以来、レバノンの軍人がイスラエルによって殺害されたケースは、国内治安維持部隊の隊員が殺害された事例に次いで、今回で2例目となる。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:鳥居隼斗
記事ID:58778