■モロッコ…イスラエルの侵害行為に対し、レバノンとパレスチナと連帯するスタンディングデモ
【ラバト:アナトリア通信】
デモ参加者らは、先週金曜日にイスラエルがベイルート南郊を襲撃したことにより、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長が「暗殺」されたことを批判した。
また、(NGO団体である)「支援と勝利のためのモロッコ委員会」をはじめとする民間団体が呼びかけたこのスタンディングデモの参加者らは、西側による継続的なイスラエル支援を非難した。
2023年10月8日以降、レバノン国内で活動するレバノン系、パレスチナ系の各グループ、特にヒズブッラーは、レバノンとイスラエルの間を隔てる「ブルーライン」を越えて、日々イスラエル軍と砲撃を交わしている。アナトリア通信が公式発表を確認したところによると、日曜夜の時点で子供や女性を含む1,764人の犠牲者と、8,808人の負傷者を出しているという。
これらのグループは、イスラエルがアメリカの支援を受けて10月7日以降ガザ地区で行っている戦争の終結を要求している。なお、この戦争により、13万7,000人以上のパレスチナ人(大部分が子どもと女性)が死傷し、1万人以上が行方不明となっている。大規模な破壊と致命的な飢餓の真っただ中にあり、世界で最悪の人道災害の一つとなっている。
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