エジプト:メキシコでの発砲事件で自国民が殺害されたことを確認

2024年10月04日付 al-Quds al-Arabi 紙
◼︎エジプト、メキシコでの移民に対する発砲で複数の自国民が殺害されたことを確認

【カイロ:ドイツ通信社】

エジプト外務省は木曜午後、メキシコで警察が、疑わしい密入国業者と共に移動していた移民に対して発砲した事件で、エジプト人複数が死亡したことを確認した。

エジプト外務・移住・国外移住者省の報道官のタミーム・ハラーフ大使は声明の中で、「複数のエジプト国民が死亡したメキシコでの発砲事件の状況を注意深く追っており、事件の状況を調査するためにメキシコ当局と緊密に連絡をとっている」と述べ、被害者の遺族に哀悼の意を表した。

メキシコ国防省の報告によると、水曜日にメキシコの兵士が疑わしい密入国業者と共にトラックで移動していた移民の集団に発砲し、6人が死亡、12人が負傷した。

同省は、移民たちは当初、ギャングのメンバーであると誤って疑われていたと付け加えた。

その移民は、エジプト、ネパール、キューバ、インド、パキスタンなどの国々からの33人で構成されていた集団の一部だった。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:平松みの里
記事ID:58816