レバノン:国連が情勢悪化対応のため追加の資金を割り当て

2024年10月05日付 al-Quds al-Arabi 紙

■国連が悪化するレバノン情勢に対処するため追加の資金を割り当てる

【ニューヨーク:DPA】

レバノンにおける人道上のニーズが増す中、国連の報道官が語ったところによると、イムラーン・リダー国連レバノン人道問題調整官は、金曜日(4日)に追加で200万ドル規模を人道支援基金から割り当てて、情勢が悪化するレバノンの状況に対処することを発表したという。

ステファン・ドゥジャリク国連事務総長報道官は、定例の記者会見で、最近割り当てた資金1000万ドルに加えて、この新たな資金提供によってこれまでのレバノンへの割り当ては合計1200万ドルにまで増加していると述べた。

ドゥジャリク報道官は健康面に関して、WHOが金曜に数万人の負傷者を治療するのに十分な医療用品を載せた最初の便は、ベイルートに到着したと発表した。さらに彼は、さらに数便が今後数日間に到着予定だと述べた。

一方、国連人道問題調整事務所はレバノンが空襲のエスカレートや避難命令に見舞われている中で、民間人の安全や福祉について懸念を表明している。

また、広報官は「レバノンとイスラエルのブルーライン付近にいる民間人の暮らしは平和で静かなものにならなくてはならない」と付け加えた。


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翻訳者:伊藤琴雪
記事ID:58820