猫を窓から捨てた被告への求刑、明らかに

2024年10月09日付 Milliyet 紙

テラッキ・ワクフ学校のイスタンブル、レヴェントキャンパスのマスコットであった猫のファルークが、試験のために学外から委託された監督者によって、窓ガラスから下へ突き落とされたという主張に関する訴訟で、求刑が明らかにされた。

ベシクタシュで、試験監督として職務に当たっていた学校で、ファルークという名前の猫を窓から蹴り落としたという罪で起訴されたフェルハット・アタマン被告の裁判が続行された。イスタンブル第60刑事裁判所で行われた裁判審理にフェルハット・アタマン被告は弁護士と共に出席した。

事件当日、教室にいた一人の生徒は、裁判審理に証人として尋問された。猫がどのようにして教室に入ってきたかを見ていないという証人は、「猫が教室に入るやいないや、被告は猫を手で掴み窓の前に押しやり、どうにかして放り出しました。その後、猫が落ちる音と叫ぶ声を聞いた。猫には何も起きておらず歩いているのを見た、と被告は私たちに話しました。」と語った。

■3年以下の懲役を求刑

証人尋問の後、検察官は最終意見を陳述した。最終意見書では、被告の弁明を考慮したとしても、猫を窓の前に置いた際には猫が落ち得ることを予測していたと述べた。検察官は、最終意見書の中で、「アタマン被告は動物に対して拷問と容赦のない残酷な振る舞いをした」という罪で、6ヶ月以上3年以下の懲役を求刑した。

■「無実の罪で投獄され、仕事を失った」

最終意見の後、被告は弁明を求められた。以前の弁明を繰り返し伝えたフェルハット・アタマン被告は、「無実の罪で私は投獄されました。約7ヶ月間、心理的圧力と脅しにさらされました。何回も無罪であると主張しましたが、大きなプレッシャーの中で仕事と社会的関係を失いました。非常に不当な扱いを受けています。」と述べた。裁判審理は、当事者らが最終弁論を用意するために延期された。


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翻訳者:田端咲希
記事ID:58842