イエメン:悲惨な交通事故で家族13人全員が死亡

2024年10月14日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イエメンで家族13人全員が悲惨な交通事故で死亡

【アデン:ロイター通信】

複数の地元筋と住民らによると月曜日、イエメン西部のフダイダ県から首都サナアまで続く山道上で二人乗りの四輪駆動トラック(ダブルキャビン)が横転し、少なくとも13人が死亡した。

同複数筋によると、サナア西部のマナーハ・ジャバリーヤ行政区にある「カダム」地区で、そのほとんどが女性や子供である乗員らを載せた車両が進路を脱線した。

同複数筋は、事故は車両のブレーキが故障したために運転手がコントロールを失い、その結果この車両が高所から岩谷に転落したことを明らかにした。

この事故で一家13人が死亡し、車両は炎上したため遺体は黒焦げになったという。

オブザーバーらは、この恐ろしい事故が、、毎月数百人が死亡しているイエメンでの交通死亡事故の一連として再び注目を集めるきっかけになるとみている。同国では道路の老朽化やメンテナンス不足のほか、スピード超過が存在するなかで、標高が高く険しいきわめて危険な山道を通行者らが横断しているため、毎月数百人が命を落としているためである。


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翻訳者:田内香凜
記事ID:58880