ガザ:イスラエルによる2日間の攻撃により120人以上が殉教・行方不明
2024年10月20日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾️ガザ:イスラエルが2日間で120人以上を殺害…家や避難所を焼き払う
【ガザ:本紙】
土曜日から日曜日にかけて、占領軍がガザ地区、特にベイト・ラーヒヤー地区で恐ろしい虐殺を行い、120人以上のパレスチナ人が殉教または行方不明となった。
医療関係者らによると、日曜日にガザの複数地域への空襲で37人が殉教した。また、ガザ地区のパレスチナ保健省は、ガザ北部のベイト・ラーヒヤー地区への爆撃の結果、87人が殉教または行方不明となったと発表した。
同省は、「イスラエル占領軍がガザ北部のベイト・ラーヒヤー地区において、一昨日の夜から今日(昨日)の未明にかけて住民に対して行った虐殺により、87人が殉教または瓦礫の下で行方不明となった」と明らかにした。さらに40人以上が負傷し、その中には非常に重篤なケースも含まれていると指摘した。
フランス通信社(AFP)の写真では、攻撃によりベイト・ラーヒヤーの町で住宅ビルが完全に破壊された様子が捉えられていた。
土曜深夜に占領軍がベイト・ラーヒヤーで行った新たな虐殺は、ガザ北部に暗い影を落とした。この虐殺は、ジャバリアキャンプで行われた別の虐殺から24時間も経たないうちに発生し、その前日にも同キャンプにおいて別の虐殺があり、これらの攻撃により数十人の犠牲者が出た。これらは、占領軍が地上攻撃を激化させた後に起こったものである。
ガザ地区の政府報道局は、「占領軍は明らかに民族浄化、根絶、絶滅の戦争を続けている」と見解を示した。
(後略)
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翻訳者:新階 望乃
記事ID:58924