イスラエル:ホワイトハウスにレバノンでの戦争終結のための要求を提出

2024年10月21日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ウェブサイト「アクシオス」:イスラエルはレバノンでの戦争終結のための要求をホワイトハウスに提出

【ワシントン:ロイター通信】

米国のニュースサイト「アクシオス」は、米国当局者らおよびイスラエル当局者らの話として、イスラエルが先週、レバノンで戦争を終結させるための外交的解決の条件をまとめた文書を米国に提出したと伝えた。

同サイトはイスラエル当局者の発言を引用しつつ、同国は「ヒズブッラーが再軍備されることがないよう、また国境付近に軍事インフラが復活しないよう」、自軍が「効果的な(作戦)実施に従事する」ことを認めるよう要求したと伝えた。

さらにイスラエルはレバノン領空における空軍の行動の自由も要求したという。

一方米国当局者はアクシオスに対し、レバノンと国際社会がイスラエルの条件に同意する可能性は極めて低いと同報道に語った。

ホワイトハウスからのコメントを通常の業務時間外に得ることは困難であった。米国務省はコメントの要請に対していまだ返答がなく、在ワシントンのイスラエル大使館とレバノン大使館もコメントを求めても即時の返答はなかった。

アクシオスは、米大統領の特使であるアモス・ホッホシュタイン氏が月曜日にベイルートを訪問し、紛争の外交的解決の可能性について協議する予定であると付け加えた。


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翻訳者:山西茉由子
記事ID:58932