レバノン:レバノン南・東部へのイスラエル軍の空爆で多数の死傷者

2024年10月22日付 al-Quds al-Arabi 紙

■民家や商店を標的… イスラエル軍のレバノンへの夜間攻撃で19人が死亡、35人が負傷(動画)

【ベイルート:アナトリア通信】

イスラエル軍は火曜日夜、レバノン南部と東部の住宅地や商業地区に空爆を実施し、19人が死亡、35人が負傷した。

空爆の対象は、南部のナバティーエ県の県都ナバティーエとビント・ジュベイル地区および南レバノン県の県都シドン地区、そして東部のバールベック・ヘルメル県のバールベック地区とヘルメル地区である。



レバノン保健省は、「イスラエル軍が県都ナバティーエのカサール・ザアトル地区にある多くの民家や商店を攻撃し、5人が死亡、21人が負傷した」と発表した。

レバノンの国営通信(NNA:National News Agency)によると、ビント・ジュベイル地区では、イスラエル軍の戦闘機がハーリース村を攻撃し、2人が死亡した。

また、シドン地区では、イスラエル軍機によるタファーフター村の民家への空爆で6人が死亡した。



NNAは、「バールベック地区では、イスラエル軍機がナビー・シート町の民家を攻撃し、1人が死亡、4人が負傷した」と伝えたが、負傷の程度については明らかにしなかった。

レバノン保健省は、「ヘルメル地区では、イスラエル空軍機の攻撃により、中心都市ヘルメル市のマアーリー区で5人が死亡、10人が負傷した」と発表したが、負傷の詳細については言及しなかった。

(後略)


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翻訳者:荒木七海
記事ID:58933