「オジャランを絞死刑に!」発言のMHPバフチェリに善良党党首が回答

2024年10月23日付 Cumhuriyet 紙

善良党の党首であるミュサヴァト・デルヴィシュオール氏は、民族主義者行動党(MHP)の党首であるバフチェリ氏が2007年にある会合でエルドアン大統領にオジャランの死刑を要求しロープを投げたことに言及しながら、演壇からロープを投げた。その結果、バフチェリ氏は善良党へそのロープを要求し、善良党党首はバフチェリ氏へ返答した。

善良党の党首であるミュサヴァト・デルヴィシュオール氏は、民族主義者行動党(MHP)の党首バフチェリ氏が2007年、ある会合で当時のエルドアン首相に「オジャランを絞死刑に」と叫び、演壇からロープを投げたことに言及しながら演壇からロープを投げた。

バフチェリ氏の「オジャランに国民議会での人民の平等と民主主義党(DEM)の会派会合に来させて、話させるべきだ。テロリズムは終わったと発言させ、条件付き釈放の権利のために申請をさせるべきだ」との呼びかけに厳しい反応を見せたデルヴィシュオール氏は「我々の死体を踏まずにはこの議会には入れない」と述べた。

■バフチェリ氏、そのロープを要求

最新情報によれば、MHPの党首バフチェリ氏は善良党からそのロープを要求した。バフチェリ氏はそのロープを本部の執務室に吊るすという。

ベンギュ・トゥルク紙のウナル・カヤ編集長は、「MHP党首のバフチェリ氏は、善良党からそのロープを要求し、ロープを本部の執務室に吊るすつもりである」と述べた。

■デルヴィシュオール氏からロープについての返答

ロープがバフチェリ氏へ渡されたのかどうかが注目される中、善良党のデルヴィシュオール氏からバフチェリ氏へ返答があった。

ハルクTVでシェイマ・パシャイイト氏に対し、デルヴィシュオール氏は、「部屋にはロープではなく、私の演説を吊るしてください。我々はナショナリズムではなく、共和国の多くの価値を守るのです。」語った。

善良党党首は、「ロープの現在の所在は明らかでない。仲間の誰かが持っていった可能性はある。もしも見つかった場合にデヴレト(バフチェリ)氏が望むのであれば渡します。」と述べた。


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翻訳者:田端咲希
記事ID:58934