法相、エセンユルト区長逮捕を発表―PKKメンバー容疑

2024年10月30日付 Milliyet 紙

ユルマズ・トゥンチ法相は、テロ捜査の一環として今朝逮捕されたエセンユルト区のアフメト・オゼル区長について説明を行った。

ユルマズ・トゥンチ法相は、公正発展党の会派会合の前に記者たちの質問に答えた。エセンユルト区のアフメト・オゼル区長[共和人民党所属]の逮捕に関する質問に対し、トゥンチ大臣は「イスタンブル共和国主席検察局が進めている捜査だ。この捜査の結果を待つ必要がある。この場で捜査資料内の証拠を知らずして、またその状況に関するいかなる情報を持つことなしに話すことはよくない。なので、外部から行われる評価は捜査資料の中身を知らずに行う評価だ。つまり、捜査結果を待つ必要がある。その結果によって、司法は最も適切な判断を下すだろう。だから司法を信じよう。」と述べた。

◾️「当裁判官に関しては解任要求があった」

トゥンチ法相は、イスタンブル広域市のエクレム・イマモール市長の裁判を担当した裁判官がサムスンに異動となることに関する質問には、「その裁判官に関しては以前議論の的になった。市長の裁判では被告人弁護士らが、その裁判官の解任を要求していた。解任要求があった裁判官に関して、今度は、裁判官・検察官委員会(HSK)の異動決定を批判するのは理屈上正しくない。なぜなら、すでに委員会はその裁判官を解任していたからだ。したがって、今日話題に上がったHSKがその裁判官を解任したという見方は間違っており、矛盾がある。」と話した。

◾️「国民投票の問題視は特に民主主義的態度ではない。国民に対する侮辱だ。』

イマモール市長が大統領制度の国民投票に「問題がある」と発言したのを問われて、トゥンチ法相は「大統領制度は民主主義と共和国を強化するシステムである。国民が直接行政と立法を定めるシステムだ。国民投票の問題視は特に民主主義的態度ではない。国民に対する侮辱だ。なぜなら国民が同意しているからだ。国民が認めたことを問題ありとするのは、誰であっても適切ではない。」と述べた。


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翻訳者:橋本響
記事ID:58970