エジプト:離婚した元夫のもとに戻らない妹を刺殺した兄、拘留が延長
2024年11月04日付 Al-Ahram 紙
■元夫のもとに戻ることを拒否した妹を殺害した容疑の男に対する裁判所の決定
【カイロ:アフマド・スンニー】
南ギーザの判事は、無職の男に対し、捜査のため15日間の拘留延長を決定した。この男には、妹が離婚した元夫のもとに戻ることを拒否したことが原因で妹を白兵武器(ナイフ)で殺害した容疑がかけられている。
ハワームディーヤの捜査主任であるムハンマド・ファフミー少佐は、女性が実家で殺害されたとの通報を受けた。ギーザの刑事部長ハーニー・シャアラーウィー少将は、現場への保安員の派遣を指示した。調査の結果、30代の女性の遺体が発見され、その体のあちこちに計25箇所の刺し傷があることが判明した。
南部捜査主任のムハンマド・ムフタール准将の指導のもとで行われた捜査により、被害者の兄が妹を元夫のもとに戻らせようと強要したが、妹がそれを拒否したために口論が発生し、容疑者がナイフを取り出して妹を刺したことが明らかになった。妹は重傷を負い、命を落とした。遺体は病院の保冷室に運ばれた。
数回の秘密捜査を経て、刑事のイマード・ラシュディー大佐が容疑者を逮捕することができた。取り調べにおいて、容疑者は犯行を認めた。
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翻訳者:藤澤千咲
記事ID:59001