■ブリンケン米国務長官、ハマースの一時停戦拒否に遺憾の意

【AFP通信】

アントニー・ブリンケン米国務長官は月曜日、エジプトのバドル・アブドゥルアーティー外相との電話会談で、ハマースがガザ地区における一時停戦を拒否したことに遺憾の意を表明した。

ハマースの高官は金曜日、「仲裁国から提案された短期停戦案の検討を拒否したのは、それが恒久的な戦闘停止を含まないためである」と述べていた。

月曜日には、米国務省は声明で、ブリンケン氏がエジプト外相との電話会談で「ハマースが再び、停戦とガザ住民のための支援提供を対価とした少数の人質の釈放さえ拒否した」と指摘したことを明らかにした。

声明では加えて、米国務長官がエジプト外相に対し、「ガザでの戦争の終結、人質全員の解放の保証、パレスチナへの人道援助の拡大と継続の重要性」を強調したと述べた。

ブリンケン氏は、ハマースの指導者ヤフヤー・スィンワール氏が殺害された直後、同組織が2023年10月7日にイスラエルに侵攻したことで始まった戦争の停戦に向けた交渉再開を目指すための新たな試みとして中東を訪問した。

米国務省は同様に、レバノンで進行中のイスラエルとヒズブッラーの紛争においても停戦合意を目指している。