エルドアン大統領、チュルク諸語共通アルファベットを発表

2024年11月06日付 Cumhuriyet 紙

キルギスの首都ビシュケクで演説を行った、公正発展党(AKP)のエルドアン大統領は、チュルク諸語共通アルファベット計画を説明し、「チュルク・アカデミーとトルコ言語協会による、9月にバクーで行われた共通アルファベット委員会の会合において、チュルク諸語共通アルファベット計画についての合意に達したことは、歴史上の一歩を作りあげた。計画は34文字から成り立っている。」と述べた。それでは、トルコ共和国内で認められている29文字に加えられる5つの新しい文字とは…

公正発展党党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、キルギスの首都ビシュケクで行われた、テュルク諸国機構(TDT)の首脳会合の第11回サミットで演説を行った。
エルドアン大統領は、ここでチュルク諸語共通アルファベット計画についても発表を行った。

■「歴史的な一歩」

エルドアン大統領は、「チュルク・アカデミーとトルコ言語協会による、9月にバクーで行われた共通アルファベット委員会の会合において、チュルク諸語共通アルファベット計画についての合意に達したことは、歴史上の一歩を作りあげた。計画は34文字から成り立っている。」と述べた。

■「34のアルファベットで合意した」

エルドアン大統領は以下のように述べた。
「去年我々が立ち上げた、トルコ投資基金の活動で採択されたこの計画で、支援を受けられることを信じています。再生可能エネルギーのために我々の関係を強化していきましょう。チュルク・アカデミーとトルコ言語協会による、9月にバクーで行われた共通アルファベット委員会の会合において、チュルク諸語共通アルファベット計画についての合意に達したことは、歴史上の一歩を作りあげました。

共通アルファベットは、我々の安定した未来への一歩を踏み出すことへのしるしです。このきっかけで、特にアクサカルラル評議会の調整のもと、共通言語の発展という目標とともに共通アルファベットの研究を2024年9月に完了しました。34文字のアルファベットで合意しました。構成員はこのアルファベットをもって必要な変更を完了する必要があります。」

■アルファベットに5文字が新たに追加される計画

はじめに、1991年に始められた取り組みで、チュルク系諸国の共通アルファベット使用が計画され、既に存在している29文字からなるトルコ語アルファベットに5文字が新たに加えられることが提言された。

過去数カ月でバクーで承認された、チュルク諸語共通アルファベットをもって、現在のアルファベットに新たにQ, X, W, N, Ä の文字が追加される計画だ。


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翻訳者:橋本響
記事ID:59008