サルダ湖保護協会のメンバーは、湖の水位が懸念されるほど低下している様子を収めた画像を発表した。サルダ湖保護協会は発表の中で「水位の低下により地面に深い亀裂ができた。この亀裂は、湖の水源である地下の水脈が枯渇したことから生じたものである。周辺のダムから湖まで用水が届かないことや、掘削による穴や灌漑のための池などが湖の水源の減少をもたらしている。湖と周辺での環境を守るために緊急の対策が必要だ」とした。
ブルドゥル県イェシルオヴァ郡では火星の地質構造に似ていることで知られるターコイズ色でと白い砂浜で有名なサルダ湖では活発な人の往来や環境汚染のため、有機物から成る白い諸島の色が暗くなり始めているのと同時に、水位の低下を示す新しい写真が見つかった。サルダ湖保存協会のオスマン・シャカル会長は7月27日に複数人から湖の岸に開けられた穴を見せられた。サカル会長はその頃、岸からすぐ近くの中に水のたまった穴がある場所まで来ていた湖が、数日前に見たときにはその位置からおよそ20メートル後退していたと述べた。
■「湖、岸からおよそ20メートル後退」
カヤディビ側の水が届く岸で複数人が掘削されたと思しき一角の写真を撮影し公開したと述べたオスマン・シャカル会長は「先日、清掃のために湖のへりに向かった。7月27日に穴の中まで水が来ていた。そして昨今の状況というわけだ。2、3か月の間に湖は岸からおよそ20メートル後退し、水位でいうと半メートル以上低下した」と話した。
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翻訳者:小林佑輔
記事ID:59074