イラン・イスラーム共和国外務省報道官が発表 テヘランにとって重要なのはアメリカ政府の行動である
2024年11月07日付 Jam-e Jam 紙
イラン・イスラーム共和国外務省報道官は、米国大統領選挙の結果とトランプ氏の勝利に反応を示した。
【ジャーメ・ジャム電子版】ISNAによると、イラン・イスラーム共和国外務省のエスマーイール・バガーイー報道官は、木曜日、アメリカ大統領選挙でのドナルド・トランプ氏の勝利を受けて、テヘランにとって重要なのはアメリカ政府の行動であるという点を強調した。
火曜日に最終日を迎えた米大統領選挙で、共和党のトランプ氏が民主党のカマラ・ハリス候補を破り、再びホワイトハウス入りを果たした。
アメリカの選挙についてバガーイー氏は、「アメリカの大統領を選ぶのはアメリカ国民の責任であり、いま米国民は自らの選択をしたのだ」と話した。
イラン外交機関の報道官は、「我々はアメリカのさまざまな政府の過去の政策とアプローチに関して極めて苦い経験がある」と指摘した上で、「選挙は過去の誤ったアプローチを見直す機会である」と述べた。
同氏は、「イランにとって重要でありかつ評価基準となるのは、アメリカの行動である」と語った。
イラン・イスラーム共和国政府報道官のファーテメ・モハージェラーニー氏も水曜日、トランプ氏の選出を受けて、「アメリカ合衆国大統領の選出は、我々との明確な関係はそれほどない。イランの全般的な政策は、人[アメリカ大統領]が変わったとしても変わることはない確固たる政策である」と述べた。
モハージェラーニー報道官は次のように話した。「合衆国で誰が大統領になっても違いはない、我々の計画はすでに実施されてきているからだ。
過去40年間以上にわたる米国の制裁により、イランは試練を経験してきているので、我々はトランプ氏の再選を心配していないし、この2人[トランプ氏とバイデン氏]になんらかの違いがあるとは思わない。
制裁によりイラン国内の力は強化されており、我々は新たな制裁に対処する力がある」
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翻訳者:SM
記事ID:59080