ブルサ観光地ウルダーのホテル、1000TL(4500円)のスープに取り調べ

2024年11月22日付 Cumhuriyet 紙

ウルダーのとあるホテルが、1000トルコリラ(約4500円)もするスープで話題になった。貿易省は、同ホテルの運営側に対して17万1千リラの罰金を科し、100万リラ以下の余罪について調査を開始した。

ウルダーのあるホテルのレストランで、スープの値段を1000リラに設定していたことについて、貿易省による調査の後、17万1600リラの罰金が科された。加えて、「不当な値上げ」による100万リラ以下の余罪が調べられている。

■100万リラにのぼる罰金

昨シーズンは500リラほどから提供されていたスープの値段が、今年は2倍になっていることについて動き出した県貿易局は、同ホテルのレストランを包括的に調査した。行われた調査では、値上げが「小売業の実施に関する法律」および「不当価格評価委員会規則」に抵触することが明らかにされた。

貿易省は、作成されたレポートと運営責任者らの主張を不当価格評価委員会に提出した。同委員会は、運営に対し100万リラ以下の罰金を科す可能性がある。

加えて調査では、レストランで提供されている38のメニューの特徴が明記されておらず、値段表にはすべての税を含む値段やその適用日が書かれていなかったと分かった。これらの不備により、78の個別の違反から計17万1600リラの罰金が科された。

■SNS上での反響が拡大

スープの値段が1000リラにも上っていることは、SNS上でも波紋を呼んだ。運営側が、値上げの理由を明らかにしなかったことが批判の的になる一方、貿易省は市場バランスを守るために取り組み続けるとした。 


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翻訳者:関口ひなた
記事ID:59107