ガザ:ガザ地区南部での戦闘でイスラエル将校が重傷
2024年11月22日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ガザ地区南部でイスラエル将校1人が重傷を負う
【エルサレム:諸通信社】
イスラエル占領軍は金曜日、同軍将校1人がガザ地区南部での戦闘中に重傷を負ったと発表した。
同軍はプラットフォーム「X」上の投稿で、「本日、ナハル旅団に所属する将校1人がガザ地区南部で行われた戦闘中に重傷を負った」と述べた。
加えて、「将校は治療のために病院に搬送された」と述べたが、これ以上の詳細は明らかにしなかった。
イスラエル占領軍のデータによると、同軍が2023年1月7日にジェノサイド戦争を開始して以来、すでに5,414人の将校と兵士が負傷し、そのうち2,448人が同月27日に始まったガザ地区での地上戦で負傷した人々だという。
イスラエル占領軍は2023年10月7日以降、米国の支援のもとガザ地区でジェノサイドを行い、その多くが子供や女性たちである148,000人以上のパレスチナ人死傷者を出した。これは世界でもっとも悲惨な人道危機のうちのひとつであり、大規模な破壊と数十人もの子供と老人を死に至らしめた飢餓のさなかに、行方不明者は1万人に上った。
イスラエル占領軍は、国連安全保障理事会による即時停止決議や、ガザ地区でのジェノサイドを停止し悲惨な人道状況を改善するための措置を取るように求めた国際司法裁判所の命令を無視しながら、虐殺を続けている。
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翻訳者:今村俊太
記事ID:59109